当社では、経営者向けの勉強会を「決算書」を用いて行うことを行っております。なぜ、「決算書」を用いて、経営者向けの勉強会を行っているのかというと、そこには大きな理由があります。
その理由は、「決算書に会社の経営状況がすべて表されている」からです。
決算書は、事業年度が終了したら、法人税の申告納税のために決算書を作成しますが、この決算書を用いることによって、今の会社の経営状況を読み解くことが出来ます。
決算書の中には、貸借対照表と損益計算書、キャッシュフロー計算書が含まれていますが、この財務諸表と呼ばれるものを活用することによって、今の会社がどれだけの資産を持っていて、負債がどれだけあるといったようなことや、営業活動によってどれだけの収益があるか、またその他の経費がどれだけ使われているかなどの情報をすべて読み解くことが出来ます。
仮に貸借対照表で、流動資産が少なく、固定資産が多め、銀行等の借り入れ等によって負債が多いといった場合には、仮にその事業年度が黒字だったとしても、経営が傾いたときの対策が立てづらい状況になってしまいます。仮に経営が悪化したときに、流動性のない固定資産ばかり持っていることに加えて、銀行等からの借り入れも返済しないといけないということになり、キャッシュフローは悪化していく一方になってしまうことがこれらの仮定から分かります。このように当社では決算書を用いた経営者向けの勉強会を通して、財務諸表を用いて経営状況を判断するためのノウハウをご提供させていただいております。