決算書をキレイにしておく
こんにちは。
株式会社トラストメディアの大久保達弥です。
今日は、決算書をキレイにしておくと良いことがある
という件についてです。
決算書ってキレイとかキタナイとかあるのでしょうか?
公認会計士の立場から見ると、キレイとキタナイはあります。
キレイというのは、
無駄が含まれる科目がないこと。
決して
お化粧してキレイになった決算書ではありません。
それは、
粉飾ですから!
では、さっき出てきた無駄が含まれる科目とは何でしょう??
例えば、
家を売る不動産会社なのに
船を持ってたり。
地道な営業してる飲食店なのに
車輛運搬具の金額がやたらでかいとか。
そう、
経営者が自分で使うためのものを
「顧客獲得のため」とか
「仕入に使う」
などといって
会社名義で買ってしまう資産が含まれていれば、
無駄な科目と言えます。
また、
販管費にも無駄が含まれる科目はあります。
よくあるのが、
保険料とか
新聞図書費ですね。
保険料は、節税したいがために積み立ててるのですが、
出口を考えてないために単なる課税の繰り延べになってるだけ
というのをよく見かけます。
新聞図書費では、
誰が読んでるのかわからない新聞や
定期刊行物がありますね。
無駄のないシンプルな決算書。
私も好きだし、
金融機関さんも好きだと思いますよ!
資金を借りる時に、
無駄のない決算書だと、
粉飾の余地がないので、
経営者の真剣さとか真面目さが伝わります。
回収できるのか分からない貸付金なんかが載っていると、
貸す方は不安を感じますよね。
決算書はシンプルに作りましょう!
あなたのために。
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